請求サイクルについて理解する

請求サイクルの仕組み

Apple Search Adsのキャンペーンでは通常、支出が500米ドルに達したとき、または7日間経過したときのうち、いずれか早い方のタイミングで請求が行われます。請求の基準額に到達すると、支払いカードの設定時に指定したEメールアドレスにEメールの通知が送信されます。請求書は、「請求」ページで表示およびダウンロードすることもできます。

広告を出す国または地域、およびAppleの請求法人によっては、複数の国と地域に対するキャンペーンの設定が複数の請求書に記載されたり、1つの請求書に複数項目で記載される場合があります。たとえば、フランスと日本を対象に含むキャンペーンは、Apple Distribution International Ltd.とiTunes株式会社から発行される請求書に記載されます。ロシアの広告主様には、Apple Distribution International Ltd.からのみ請求書が送付されます。

Apple Search Ads Advancedを使用している場合は、国または地域、請求法人ごとにキャンペーンを分類し、請求を比較するカスタムレポートを生成することができます。比較のためカスタムレポートを作成する場合、請求書と一致するようにタイムゾーンをUTCに設定し、次の項目を使用してください。

  • ディメンション:キャンペーンID、キャンペーン名、国または地域、予算オーダー番号、請求法人

  • パフォーマンス指標:支出とタップ数

クレジットカードをご利用のお客様へのご請求方法

各地域における広告主様の予算の利用状況を反映するため、広告主様のアカウントへの請求方法が変更されます。

500米ドルまたは7日間ごとに、広告が表示された地域を担当する各法人による請求として、複数の請求が表示される場合があります。

たとえば所在地がオーストラリアにあり、米国と英国でキャンペーンを行う場合、請求内容は広告が表示された国と地域別に表示されます。広告の実施地域に応じて、請求内容には一度に最大5つの請求が表示される場合がありますが、それらが500米ドルの基準額を超えることはありません。ロシアに所在する広告主様には、Apple Distribution International Ltd.からのみ請求書が送付されます。

複数の国や地域でApp Storeに広告を配信する予定の場合は、ご利用のクレジットカード会社またはデビットカードの発行者にその旨を通知し、外国取引の処理に問題が発生しないようにしてください。

アプリケーションのプロモーションまたはキャンペーンが一時停止された場合の請求への影響

アプリケーションのプロモーションまたはキャンペーンが一時停止されても、アカウントや支払いカードの情報は削除されません。アプリケーションのプロモーションまたはキャンペーンを一時停止している間も、アカウントに追加した支払い情報は安全に保持されますが、再開されるまで請求されることはありません。

取引履歴を確認する方法

クレジットカードまたはデビットカードでお支払いの場合、お取引の明細をいつでも確認できます。手順は次の通りです。

  1. ご自身のアカウントにサインインします。
  2. ページ右上にあるアカウント名をクリックします。
  3. 「設定」をクリックします。
  4. 「請求」ページに移動します。
  5. ページ内の「請求書」セクションに移動します。
  6. 表示する請求書をクリックします。

Apple Search Ads Advancedを使用している場合は、取引リストで、取引が発生したキャンペーンとキャンペーンID、獲得したタップ数、アカウントに対する請求額を特定できます。また、「キャンペーン」ダッシュボードと「グラフ」ダッシュボードで、広告グループの支出や平均CPAなど、財務関連のパフォーマンス指標を確認することもできます。

Apple Search Ads Basicを使用している場合は、取引期間、キャンペーンID、キャンペーン名、国と地域、インストール数、請求額が記載された請求書を確認できます。

クレジットカード請求書の金額とオンラインの取引合計額は、若干異なる場合があります。これは、クレジットカードの請求にはUTCが使用されるのに対し、アカウントでは広告主様が選択したタイムゾーンが使用されるためです。取引履歴と同じタイムゾーンでApple Search Ads Advancedアカウントを確認するには、次の手順を実行します。

  1. 確認するキャンペーンの「グラフ」ダッシュボードに移動します。
  2. フッターにあるタイムゾーンのメニューでUTCを選択します。

UTCの時差が反映されることで、選択した日付の範囲が若干変更される可能性があります。検索語句、年齢、性別、所在地のレポートは、UTCでは表示できません。