Campaign Management APIを使用する
Campaign Management APIでキャンペーン、広告グループ、キーワードを作成する
App Storeの広告用のCampaign Management APIは、デベロッパ、広告代理店、サードパーティプラットフォーム向けに設計されており、キャンペーンを管理し、プログラムを使用してレポートを取得することができます。
このAPIを使えば、キャンペーン、広告グループ、キーワードを管理するソフトウェアを作成できます。また、広告主様やサードパーティが、Apple Adsの大量のアカウントやキャンペーンをより効率的に管理できます。ユースケースには次のようなものがあります。
- カスタムレポート
- 社内ビジネスインテリジェンスシステムへのデータ組み込み
- クロスチャネルキャンペーン管理
- 自動入札管理
Campaign Management APIを効果的に実装するには、技術要件を把握した上で事前に計画を立て、アプリケーションの開発と維持に必要なリソースを十分に確保しておく必要があります。
Campaign Management APIにアクセスする
Apple Adsは、APIリクエストの認証にOAuth 2を使用しています。ご自身の組織内でCampaign Management APIにアクセスするには、APIユーザーを作成または指定する必要があります。
- アカウント管理者にApple Adsアカウントにサインインしてもらいます。
- 「アカウント設定」の「ユーザー管理」タブを開きます。
- ユーザーを編集するか、新規ユーザーを招待し、APIアカウントマネージャー、APIアカウント読み取り専用、アクセス制限のあるAPI読み書き、アクセス制限のあるAPI読み取り専用のいずれかのロールを割り当てます。
- APIユーザーの設定が完了したら、該当のユーザーに、Apple Adsアカウントにサインインして「アカウント設定」のAPIタブを開いてもらいます。
- ユーザーはAPIのページで、APIのドキュメントに記載の手順に従ってクライアントを作成できます。APIコールの作成について詳しくは、ドキュメントをご参照ください。
ユーザーのロールがAPIユーザーから非APIユーザーに変更されると、そのユーザーのAPIへのアクセス権は取り消されます。さらに、権限が取り消されたユーザーに関連付けられているユーザーのAPIアクセス権も取り消されますのでご注意ください。
サードパーティサービスプロバイダにCampaign Management APIの権限を付与する
キャンペーン管理パートナーまたはモバイル計測プロバイダと連携する場合、広告主様のApple Adsアカウントの管理者は、安全なAppleのサインインの利用を通じて、Apple Adsの当該アカウントへのアクセス権をそれらのパートナーまたはプロバイダに付与することができます。
方法を以下に示します。
- サービスプロバイダが安全なAppleのサインインを設定している場合、プラットフォームの「認証」セクションに移動し、「Appleでサインイン」ボタンをクリックします。
- Apple Adsアカウントの管理者として、Apple Adsにサインインします。
- サービスプロバイダにアクセス権を付与するApple Adsアカウントを選択します。
- 付与したいアクセス権の種類を選択します。
Campaign Management APIのサービスプロバイダのアクセス権を確認または無効化する
サードパーティのAPIのアクセス権を確認するには、「アカウント設定」の「API」タブに移動します。サードパーティの承認は、承認されたサービスプロバイダのリストから選択し、「アクション」メニューから「アクセスの無効化」を選択することでいつでも無効化できます。
サードパーティのアカウントをリクエストする
お客様がApp Storeの広告用のCampaign Management APIに関するマーケティングソリューションを開発しているサードパーティのサービスプロバイダで、サードパーティOAuth 2アプリケーションの登録の詳細についてお問い合わせの場合、ads-registration@group.apple.comまでご連絡ください。