広告バリエーションを管理する

広告ダッシュボードからすべての広告バリエーションにアクセスする

Apple Search Ads Advancedの検索結果広告グループの「広告」ダッシュボードで、広告バリエーション1件とデフォルト広告1件のレポート指標が表示されている。

検索結果広告グループの「広告」ダッシュボードでは、次のことを行えます。

  • 新しい広告バリエーションを作成する: App Store Connectでセットアップしたカスタムプロダクトページがベースになります。
  • 現在および過去のパフォーマンスデータをモニタリングする: デフォルトの検索結果広告、カスタム広告、以前に作成したCreative Setsなど、すべての広告バリエーションがモニタリングの対象になります。インプレッション数、タップ数、平均タップ単価、インストール数など、重要なパフォーマンス指標を確認できます。
  • 広告名を編集する: 広告名をクリックし、表示されるウィンドウで変更を加えて、「保存」をクリックします。
  • 広告のステータスを変更する: 広告ステータスの横にあるチェックボックスを選択して「アクション」メニューから「アクティブ」か「一時停止」を選択します。広告を1つアクティブにすると、ほかのアクティブなカスタム広告が一時停止されます。
  • 広告を削除する: 広告の横にあるチェックボックスを選択して「アクション」メニューから「削除」を選択します。
  • 複数のカスタム広告またはCreative Setsを一度に削除する: カスタム広告またはCreative Setsの横にあるチェックボックスを選択して「アクション」メニューから「削除」を選択します(複数選択可)。

広告ダッシュボードは、検索結果の広告グループで利用できます。広告バリエーションをカスタムプロダクトページに基づいて作成したかどうかは関係ありません。

以前にCreative Setsで検索結果広告バリエーションを作成していた場合、それらは「広告」ダッシュボードに表示されますが、編集したりステータスを変更したりすることはできません。削除することのみ可能です。デフォルト広告は、アクティブなカスタム広告が実行されていてもアクティブとして表示されます。デフォルト広告は、デバイスのiOSバージョンが15.2以前の場合に使用されます。また、カスタム広告が一時停止されている場合、またはカスタムプロダクトページに関連する問題が原因で保留になっている場合にもデフォルト広告が使用されます。

広告のステータスについて

広告ダッシュボードに表示される各広告バリエーションは、次のいずれかのステータスになっています。

  • アクティブ: 広告バリエーションが実行されている。
  • 一時停止中: 広告バリエーションを自分で一時停止している、または別の広告がアクティブに設定されたため自動的に一時停止なった。
  • 適合性がない: 選択されているカスタムプロダクトページに、広告グループの国、地域、対象デバイスに対応していないアセットが含まれているため、広告バリエーションが保留されている。
  • 無効: 選択されているカスタムプロダクトページがApp Store Connectで無効になっているため、広告バリエーションが保留されている。
  • 保留中: 広告バリエーションが、なんらかの理由で保留されている。
  • サポートされていない: Creative Setsを使用して作成されたため、広告バリエーションが無効になっている。
  • 削除済み: 選択されているカスタムプロダクトページがApp Store Connectで削除されたため、広告バリエーションが削除された。

広告バリエーションに関するヒント

広告グループのキーワードテーマに合わせる。

例えばフライト、ホテル、レンタカーに対応する旅行アプリを持っている場合、カスタムプロダクトページを使って特定の機能に焦点を当てた広告クリエイティブを作成することができます。

  • 「フライト 予約」というキーワードを設定した広告グループを作成し、飛行機のフライトに特化したカスタムプロダクトページを使用する。
  • 「ホテル 予約」というキーワードを設定した広告グループを作成し、ホテルに特化したカスタムプロダクトページを使用する。

オーディエンスのタイプに合わせる。

例えば、ショッピングアプリの場合、女性ファッション(女性のオーディエンス向け)に焦点を当てたカスタムプロダクトページを使用したり、男性ファッション(男性のオーディエンス向け)に焦点を当てた別のカスタムプロダクトページを使用したりすることができます。