キーワードを追加、管理する
Apple Search Ads AdvancedのSearch resultsキャンペーンのキーワードを選択する方法
キーワードとは、ユーザーがApp Storeでアプリを検索する際に使用する単語や語句のことです。Apple Search Ads AdvancedのSearch resultsキャンペーンでは、App Storeの関連性のある検索結果に広告をトリガーして表示するキーワードに入札します。App Storeのユーザーがそのキーワードを含む検索クエリを入力すると、広告が表示されます。
Apple Search Adsには皆さんのアプリとそのジャンルに関する情報が数多く蓄積されています。そのため推奨キーワードのリストを表示して、Search results広告グループにキーワードを追加する際の時間を節約することができます。独自のキーワードを追加することもでき、その場合は入力されたキーワードに関連する一連のキーワードがApple Search Adsによって提案されます。こうした推奨キーワードは、横に表示されているプラス記号をクリックするだけで広告グループに加えることができます。
ご自分のキーワードを選択したい場合に役立つヒントを以下にいくつか記載します。
1. 顧客の立場で考える。
同種のアプリを検索するユーザーが使いそうな検索語句を検討します。アプリが満たすニーズや提供するサービスを表現する用語は何でしょうか?
たとえば、ほかでは得られない独自のフィルタを使用する新しいカメラアプリを提供しているとします。キーワードとして、まずはアプリ名などの基本情報が考えられますが、次にアプリが提供する機能について考えてみます。「色 エディタ」、「ピクチャ エディタ」、「写真 エディタ」などの用語がダウンロード数の増加につながるかもしれません。
2. 一般的なキーワードと具体的なキーワードの両方を試す。
アプリの機能を表す一般的なキーワードも試しましょう。そうしないと、一般的なキーワードで検索された時に広告がオークションに参加できるチャンスが少なくなります。一般的なキーワードはより多くのオーディエンスにアピールできる一方で、競争相手が増え、入札額の引き上げが必要になり、予算の消費ペースが速くなる可能性があります。
特定のキーワードを選択すると、アプリにより密接に関連する検索語句に対して広告が表示されるようになる可能性があります。具体的な検索語句には、広告タップからのコンバージョン率が高まる効果を期待できますが、キーワードの具体性が高すぎると、広告を表示する顧客数が目標に達しない可能性も出てきます。
3. 調査、汎用、競合、ブランドのキーワード別の広告グループに分ける。
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調査キーワードを使用すると、幅広いオーディエンスに届き、よく使用される検索語句を探し当てることができます。検索マッチを活用してください。
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汎用キーワードを使用すると、広告主様のアプリやそのジャンルに関心がある顧客で構成される幅広いオーディエンスにリーチできます。
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競合キーワードを使用すると、アプリの種類で絞り込んだクエリに合わせて広告を表示することができます。
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ブランドキーワードを使用すると、広告主様のアプリとブランドに直接関連する検索に対して広告を表示することができます。これらのキーワードには完全一致タイプを使用してください。
キャンペーン構成のヘルプ情報
キャンペーンに新しいキーワードを追加した時は、部分一致タイプとデフォルトの最大CPT入札額がデフォルトに設定されますのでご注意ください。またそれらのキーワードは、広告主様のキャンペーンに関連付けられている国や地域すべてに対して適用されます。
キーワードを追加する場合
パフォーマンスが高い特定のキーワードがある場合、キーワード提案ツールを使って同種のキーワード候補を見つけ、推奨キーワードをハイライトしてクリックします。また、ここで独自のキーワードを追加し、各キーワードのマッチタイプを編集することもできます。「保存」をクリックすると、選択した新しいキーワードが広告グループに追加されます。
既存のSearch results広告グループにキーワードを追加する方法
編集する広告グループをクリックして、「キーワードを追加」をクリックします。ダイアログが開きます。ここでは次の操作を実行できます。
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推奨キーワードを追加するには、語句の横にある「追加」ボタン(+)をクリックする。
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すべての推奨キーワードを追加するには、リストの下部にある「キーワードに追加」をクリックする。
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その他のキーワードを検索するには、検索フィールドに検索語句を入力してReturnキーを押し、関連する語句を確認する。
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独自のキーワードは、「マイキーワードリスト」ボックスに追加し、キーワードがカンマで区切られていることを確認してReturnキーを押す。
特殊文字が含まれているキーワードは、選択肢として表示されない可能性がありますのでご注意ください。ある文字の別バージョンを入力するには、そのキーを押し続けて別の候補を表示し、使用する候補をクリックするか、候補の下に表示される番号を入力します。
「マイキーワードリスト」ボックスにより多くのキーワードを追加したら、右側の「編集」ボタンを使って編集することができます。「編集」ボタンから、次の操作を実行できます。
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変更するキーワードを選択する。
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マッチタイプを、部分一致から完全一致、またはその逆に変更する。保存済みのキーワードのマッチタイプは変更できないことにご注意ください。
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選択したキーワードのキーワード入札額を更新する。
キーワードを一時停止する場合
各キャンペーンのキーワードはいつでも一時停止することができます。次のような場合にキーワードを一時停止することをお勧めします。
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キーワードのコンバージョン率が低い。
特に、CPAの金額がCPAの上限を超過している。
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部分一致キーワードのCPAが期待値を超えている。
部分一致を一時停止し、完全一致キーワードとして追加することをお勧めします。それにより、完全に一致する語句のインプレッションを保ちつつ、同義語や関連パターンを除外することができます。
マッチタイプについてさらに詳しく -
別の部分一致キーワードを追加する場合や、完全一致に切り替える場合。
キーワードに設定したマッチタイプを後で変更することはできません。ただし、キーワードを一時停止して別のマッチタイプを追加することはできます。
キーワードを一括アップロードする方法
「キーワード」タブの「アクション」メニューで「キーワードをアップロード」を選択すると、キーワードを一括アップロードできます。
各広告グループには、最大5000件のキーワードを含めることができます。以下のスプレッドシートを使用すれば最大5,000行を一括アップロードできます。ASCII以外の文字を含む言語の場合は、文字破損を防ぐためにCSVファイルをUTF-8エンコーディングで保存する必要がある点にご注意ください。
スプレッドシートをダウンロードして開いたら、各列に次の情報を入力します。:
Action(アクション):新しいキーワードを追加する場合は、ここに「CREATE」と入力します。既存のキーワードを更新する場合は「UPDATE」と入力します。
Keyword ID(キーワードID):新しいキーワードを追加する場合は空白のままにします。キーワードを更新する場合はキーワードIDを入力します。キーワードIDは、「広告グループのキーワード」ダッシュボードの「キーワードID」列で確認できます。この列が表示されていない場合は、「列を編集」リンクを使用してこの列を「表示する列」に移動します。
Keyword(キーワード):追加または編集するキーワードを入力します。
Match Type(マッチタイプ):部分一致の場合は「BROAD」、完全一致の場合は「EXACT」と入力します。
Status(ステータス):キーワードを有効化する場合は「ACTIVE」、一時停止する場合は「PAUSED」と入力します。
Bid(入札額):最大タップ単価(最大CPT)入札額を入力します。
Campaign ID(キャンペーンID):キャンペーンIDは、「キャンペーン」ダッシュボードの右上、「キャンペーン設定を編集」リンクの上部で確認できます。
Ad Group ID(広告グループID):広告グループIDは、「広告グループ」ダッシュボードの右上、「広告グループ設定を編集」リンクの上部で確認できます。
Search results広告グループでキーワードを一括編集する方法
- 「広告グループ」ダッシュボードで目的の広告グループをクリックします。広告グループのステータスの表示で、広告グループが実行中であることを確認します。
- 「広告グループのキーワード」ダッシュボードで「アクション」をクリックし、メニューから「キーワードをダウンロード」を選択します。
- 広告グループのキーワードのCSVファイルがコンピュータにダウンロードされたら、ファイルを開きます。
- CSVファイルに変更を加えます。
- CSVファイルの先頭に列を挿入し、列ヘッダに「Action」というラベルを付けます。CSVファイルの各行に、既存キーワードを更新する編集には「UPDATE」、新しいキーワードを追加する編集には「CREATE」と入力します。
- もう一度「アクション」をクリックし、メニューで「キーワードをアップロード」を選択します。
- 編集したCSVファイルを探し、「選択」で選択します。
- 「アップロード」をクリックします。