外部のプロモーションでリーチしたユーザーをスムーズにインストールまで誘導する“受け皿”として、Apple Search Adsは欠かせない存在になっています。
異なる媒体を組み合わせたキャンペーンで、パフォーマンスが向上。
新規ユーザーにアプローチするため、Craft Eggのチームはテレビ広告やオンライン広告、屋外広告など複数の媒体を組み合わせた3周年記念キャンペーンを展開しました。Apple Search Adsを中心にキャンペーンを組み立て、すべての媒体で掲載される広告に、App Storeでのダウンロードを促すようなCTAを目立つように表示しました。さらにブランドキーワードや競合キーワードを設定することで、ユーザーのニーズを見事につかみ、ガルパの月間アクティブユーザー数を大幅に増やすことに成功しました。
Apple Search Adsは、他のプラットフォームと比較しても、クリック率およびコンバージョン率のいずれにおいても最も高い成果を生み出しています」とCraft Eggマーケティング責任者の齋藤隼一氏は語ります。「Apple Search Adsの場合、ユーザーがクリックしてからインストールするまでの時間が最短で、単に広告を表示するだけでなく、実際に顧客獲得につながっています。」
ブランドキーワードへの出稿も積極的に強化。
キャンペーンの重要な局面が近づく中で、チームは、最もパフォーマンスの高いキーワードに対する1日の上限額と最大入札額を一貫して引き上げました。その際、掲載結果を最適化するために、カスタムレポートを活用してキーワードごとに支出の推移を確認し、定常的に日予算や入札額を細かく調整しました。また、Apple Search AdsとAdjust(モバイル計測プロバイダー)のデータを統合して見ることで、キーワードごとにゲーム内課金額をモニタリングし、ROASを改善しました。
同時に、特別に制作した動画などのクリエイティブセットも活用して、ゲーム内イベントやアプリケーションの主要な機能への注目度を高めました。そして、これらの広告バリエーションのメッセージが、Apple Search Adsの上位に表示されるキーワードとマッチするようにしました。このようなクリエイティブを活用した最適化戦略により、コンバージョンが大幅に増加しました。
競争力を高め、オーガニックグロースを補完するために、ブランドキーワードへの出稿も積極的に強化。
Craft Eggのチームは、オーガニックインストールに関しても出稿量の強弱をもとに効果を精緻に検証しました。その結果、ブランドキーワードの出稿を強めた時期ではオーガニックインストールユーザーのダウンロード数が増えることが分かりました。同様に、出稿量を減らすとオーガニックインストール件数が下がることも明らかになりました。
「Apple Search Adsでは、他のチャネルと比較してはるかに質の高い新規ユーザーを獲得できます。さらに、ブランドキーワードの出稿により、競合ゲームの広告が表示されるのを防ぎ、競合に流れてしまうユーザーを食い止める効果もありました」と齋藤氏は分析しています。
企業プロフィール
- Craft Egg Inc.
- カテゴリ:ゲーム
- リリース:2017年
- 本社:日本、東京