App Store全体でApple Search Adsの複数のプレースメントへの広告配信で得たインサイトによって、ブランディング、検索、オーガニック、デザインの各チームが互いに理解を深め、協力できるようになりました。Apple Search Adsの複数プレースメント戦略は、社内の各チームの目標を統一し、ブランドの認知度と、コンバージョン重視のマーケティングの間で有意義な相乗効果を
もたらしてくれました。
検索結果キャンペーンを最適化することで効率性が向上。
楽天のチームは、関連性の高い可能な限り多くのオーディエンスにリーチを広げるため、検索結果キャンペーンをキーワードのテーマ(ブランド、カテゴリ、競合、調査)ごとに分けました。チームはインストール単価と初回購入者1人あたりのコストに対してキーワードレベルでパフォーマンスを最適化するため、週ごとに入札額に調整を加えました。そして四半期ごとにパフォーマンスを分析することで、前年に比べた消費者の傾向やキーワードに関するインサイトを見いだしました。
楽天の検索ディレクター、Yulia Briman氏は次のように話します。「検索結果キャンペーンを活用することで、入札あたりのインプレッションシェアとインストール単価の最適なバランスを見きわめることができます。非ブランド用語の入札単価を継続的に最適化し、さまざまな入札限度額のテストを行い、予算に柔軟性を持たせることで、Apple Search Adsでもたらされるインストールに関して、毎年前年比2桁増の成長率を保つことができています。」
Todayタブ、検索タブ、プロダクトページの広告でリーチを拡大。
楽天のチームはカスタマージャーニーのあらゆるフェーズで露出度を最大限に高めるため、Apple Search AdsでApp Storeの複数プレースメントに広告を配信する戦略を立てて、サイバー5期間中のブランド認知度を高め、インプレッション数を3倍に引き上げました。Todayタブに広告を表示することで、お得情報や節約情報に関心を寄せるより広いオーディエンスにアプリを見つけてもらえるようになりました。また、検索タブキャンペーンを活用することで、より多くの買い物客に検討してもらえるようになりました。
楽天SEMマネージャーのMohan Sha氏は次のように述べています。「探究的なプレースメント(Todayタブと検索タブ)とインテントベースのプレースメント(検索結果)の両方に投資し、特に毎年重要なイベントへの投資額を増やすことで、ファネルの別のステージにいるユーザーを引きつけることができています。」「ファネルの初期段階にいる買い物客には、Todayタブや検索タブの広告を通じてアプリを詳しく知ってもらうことができ、明確な意向のある買い物客には、検索結果キャンペーンを通じてアプリを見つけてもらい、より多くのインストール数とより高いコンバージョン率を実現することができます。」
検索タブ広告を通じて、インプレッション数が620%、ダウンロード数が446%、初回購入者が669%増加しました。Todayタブ広告を通じて、インプレッション数177%増え、インストール単価が36%向上しました。チームはまた、重要なセールスイベントの期間中も競争力を保ち、市場シェアを拡大するため、プロダクトページにも広告を配信しました。Sha氏は次のように話します。「Apple Search Adsの常時稼働するマルチプレースメント戦略は、楽天のブランド認知度を高め、年間コンバージョン数を増やし、そしてユーザーがアプリを見つけてダウンロードするプロセスの各段階でユーザーを引きつけるために役立ってくれています。検索結果キャンペーンをTodayタブ、検索タブ、プロダクトページの各プレースメントと組み合わせて使うことで、大きな相乗効果が生まれ、キャンペーン全体のパフォーマンスとマーケティングファネル全体の効率性が高まりました。」
広告の関連性を最適化してパフォーマンスを高める。
インサイトを取得してオーガニック成長とマーケティング連携を
促す。
企業概要
- 楽天
- カテゴリ:ショッピング
- 設立:1999年
- 本社:東京