アスリートはコミュニティに参加。
Stravaは新しい市場を開拓。

最初にApple Search Adsを使用した際、Stravaのチームは、検索マッチと部分一致を使って関連性の高いキーワードを見つけることに焦点を当てました。その結果をもとに、App Store上の関連する検索の全体量に関する分析を行い、アクティビティタイプ（ランニング、サイクリング、水泳など）ごとに異なるキャンペーンを作成しました。各キャンペーンでは完全一致を使い、それぞれのアクティビティのアスリートに関連性の高い特定の語句に焦点を当てました。 

「Apple Search Adsを使用すると、どのようなキーワードがコンバージョンを増加させているのか、それぞれのアクティビティのユーザーの違いを確認することができます。これらの分析をもとに、キーワードレベルでさまざまなタイプのユーザーを検討することができます」と、Stravaの成長マーケティング担当者のMichael Nguyen氏は語ります。 

たとえば、「ランニング」というキーワードで検索した新規ユーザーは、最初のアクティビティをアップロードするために、パーソナライズされたモティベーションを必要とする傾向があります。またStravaは、Apple Search Adsのキーワードに基づいて、新規ユーザーが初めてAppを開いたときのエクスペリエンスを調整するという取り組みも積極的に取り入れました。 

Apple Search Adsは、新しい国々に進出する際に、新規市場ごとの関連する検索の量を把握するのにも役に立ちます。例えば、特定の地理的領域では水泳と比較して、サイクリングの検索回数が多いことがわかります。そこで、新しい市場での成長を最大化するために、そのオーディエンス層に向けたキーワードのテーマに投資します。

「Apple Search Adsは、ビジネスの拡大にあたり、Stravaが最も信頼する効率の良い方法です。Apple Search Adsは、ユーザーがApp Storeで検索することで生じる意思のシグナルを通じて、その市場や言語のニーズを理解するのに役立ちます。すばやく学習し、戦略をローカライズし、キーワードを最適化できるのはすばらしいことです」とNguyen氏は語ります。

パーソナライズされた関連性を最大化するために、Stravaのチームは、Creative SetsとApp Storeの製品ページのスクリーンショットまたはプレビューを使って複数の種類の広告を作成しました。Creative Setsを導入するまで、Stravaは、幅広いオーディエンスへのアピールのために一般的なクリエイティブを使用するというアプローチをとっていました。Creative Setsにより、クリエイティブをキーワードのテーマに合わせることで、アクティビティタイプごとにアプリケーションの機能を強調できるようになりました。 

ランニングのキーワードテーマに重点を置いたCreative Setsでは、検索中のユーザーに、ランナーにとって最も魅力的な機能を強調した広告クリエイティブを表示することができます。「Creative Setsは、ユーザーの反応に基づいて最も効果的なクリエイティブを見つけるために、広告クリエイティブ内の画像とメッセージをテストする理想的な方法です。私たちはユーザーに個別に話しかけ、広告を見ることに始まり、最初のアクティビティをアップロードするまで、それぞれのタイプのユーザーにパーソナライズされたエクスペリエンスを提供することができます」とNguyen氏は述べています。